【弊社製品Tips】AutoDPでタブレットを使ったアンケートを行い、結果をExcelで集計する

AutoDP with PaPeRo i は、Microsoft PowerPointと連動して自動でプレゼンテーションが行える製品です。
プレゼンは、PowerPointファイルのノートに記述したコマンドに従って行われます。
座布団のボタンや専用端末により人と対話する事で、アンケートを取る事もでき、今回はその方法の一例を紹介します。
座布団のボタンを使う例は、AutoDPに付属のサンプルコンテンツ「2、パペロ1台による応用講習.pptx」の中で紹介しておりますので、今回はアンケートへの回答に、専用端末ソフト(VITForAutoDP)をインストールしたタブレットPCを使用します。
VITForAutoDPには、PaPeRo i からの質問への返答用に最大6つのボタンを表示する事ができますが、今回は選択肢が7つあるアンケートを行う場合の対応についても紹介します。
アンケート結果の集計にExcelを活用する例も紹介します。

アンケートの内容

今回例として使用するアンケートの内容は、以下のようになります。

質問1:あなたの所属を教えてください。
選択肢:
1 アルバイト
2 経理部
3 営業部
4 人事部
5 総務部
6 開発部
7 その他

質問2:PaPeRo i の台数を増やしてほしいですか?
選択肢:
1 増やしてほしい
2 今のままでよい

前提

以下の説明では、
・WindowsPCにAutoDP(Ver.1.25以降)及びPowerPointがインストールされている事
・PaPeRo i にPaPeRo制御用WebSocket通信アドオンシナリオがインストールされている事
・AutoDPをインストールしたPCに、Microsoft Excelもインストールされている事
・AutoDPをインストールしたPCとは別なタブレットPC(Windows10)に、専用端末ソフト(VITForAutoDP)がインストールされている事
・AutoDPをインストールしたWindowsPCの「C:\Program Files (x86)\AutoDP」の中にある varfname.txt の内容を変更していない事
を前提とします。

※VITForAutoDPのインストーラーは、AutoDPのCDに含まれています。インストール方法につきましては、セットアップ手順書を参照願います。

アンケートの開始

(1) AutoDPをインストールしたPCの、Cドライブの直下に、「autodp_data」というフォルダがない場合は、エクスプローラーで作成します。

(2) AutoDPQstTabExample.zip をダウンロードし、その中の「AutoDPQstTabExample」フォルダの中の「アンケート(タブレット使用・製品Tips).pptx」及び「アンケート自動集計(製品Tips).xlsm」を、AutoDPをインストールしたWindowsPCの任意のフォルダに配置します。

(3) PaPeRo i の電源を入れ、PaPeRo i の首が一旦上を向き、再び前を向くのを待ちます。

(4) AutoDPを立ち上げ、プレゼンに使用するPowerPointファイルとして「アンケート(タブレット使用・製品Tips).pptx」を指定し、プレゼンを開始させます。
プレゼンが開始されると、PaPeRo i が「これより、アンケートを始めます。あなたの所属はどちらでしょうか」と発話した後、質問1への回答待ちになります。
この時、PowerPointのスライドショーには、所属を尋ねる質問と、1~7までの選択肢が表示されます。

(5) タブレット上で、VITForAutoDPを立ち上げます(タブレットを起動すると、自動的にVITForAutoDPが立ち上がります)。
「再接続」ボタンが表示された場合は、再接続ボタンをタップします。
「AutoDPと接続できませんでした」というダイアログボックスが表示される場合は「OK」をタップし、画面左下に表示されるIPアドレスが、AutoDPのインストールされたPCのIPアドレスと合っているか確認し、違っている場合は「接続設定」ボタンを押して変更します。
変更が終わったら、再接続ボタンをクリックします。

(6) 接続に成功すると、タブレットの画面上に「1」~「5」までの数字の書かれたボタンと、「6~7」と書かれたボタンが表示されます。

タブレットによるアンケートへの回答

(1) 「1」~「5」及び「6~7」のボタンが表示された状態で、「6~7」のボタンをタップすると、「1~5」及び「6」「7」のボタン表示に切り替わります。
その状態で「1~5」のボタンをタップすると、「1」~「5」及び「6~7」のボタン表示に戻ります。
「1」~「7」のボタンのどれかをタップすると、質問2に進みます。

(2) 質問2の選択肢は2つですので、タブレットには「1」「2」のボタンが表示されます。回答するには、いずれかのボタンをタップします。

(3) 質問2に回答すると、PaPeRo i が「アンケートは以上となります。ご協力ありがとうございました」と発話し、「これより、アンケートを始めます」の発話に戻ります。
また、質問1・質問2へのタブレットによる回答待ちの状態で1分間どのボタンもタップされなかった場合も、「これより、アンケートを始めます」の発話に戻ります。

アンケートの終了

アンケートを終了させたい時は、AutoDPを終了します。

アンケート結果の集計

(1) アンケート自動集計(製品Tips).xlsm をダブルクリックにより開きます。

(2) 「集計開始」ボタンをクリックします。

(3) 集計が行われ、集計結果の保存先を指定する為のダイアログボックスが表示されます。保存する場合は保存先を指定して「OK」をクリックします。保存の必要がなければ「キャンセル」をクリックします。

集計結果は、下図の例のようになります。

この例の場合、アルバイト・開発部・経理部・総務部の人から回答があり、全体では PaPeRo i を「増やしてほしい」と思う人と「今のままでよい」と思う人の割合は半々となっています。
しかしながら、所属別に見ると、アルバイト・開発部・総務部は PaPeRo i の台数を「増やして欲しい」と思う人が多く、「今のままでよい」と思う人は経理部に集中している事が分かります。

今回のアンケートの仕組み

VITForAutoDPの画面には、選択肢を選ぶためのボタンが6つまでしか表示できませんが、アンケート(タブレット使用・製品Tips).pptx では1~7の選択肢を1~5と6~7の2つのグループに分け、表示するボタンの一部をグループの切り替え用に使う事で、7つの選択肢に対応しております。

最終質問である質問2への回答を得る毎に、アンケート(製品Tips).pptx の3ページ目のノートに書かれた WRITE_FILE_TEXT コマンドにより、各質問への回答が時刻と共にCSVファイル(C:\autodp_data\questionnaire.csv)に1行で書き出されます。

アンケートを何度か繰り返した後でAutoDPを終了し、C:\autodp_data\questionnaire.csv をメモ帳から開くと、下記のようになっている事が分かります。

2018/4/16 14:46:11,アルバイト,増やして
2018/4/16 14:46:41,経理部,今のまま
2018/4/16 14:47:28,総務部,今のまま
2018/4/16 14:48:30,開発部,今のまま
2018/4/16 14:49:14,アルバイト,今のまま
2018/4/16 14:49:49,経理部,今のまま
2018/4/16 14:50:21,総務部,増やして
2018/4/16 14:50:54,開発部,増やして
2018/4/16 14:51:16,アルバイト,増やして
2018/4/16 14:51:40,経理部,今のまま
2018/4/16 14:52:4,総務部,増やして
2018/4/16 14:52:31,開発部,増やして

カンマで区切られた1列目は行を書き出した時刻、2列目は質問1への回答、3列目は質問2への回答です。

アンケート自動集計(製品Tips).xlsm の「集計開始」ボタンをクリックすると、Excelマクロにより C:\autodp_data\questionnaire.csv がExcelに読み込まれ、ピボットテーブルを使った集計が行われます。