【弊社製品Tips】AutoDPでアンケートを行うコンテンツをExcelの表から自動生成する

【弊社製品Tips】AutoDPでタブレットを使ったアンケートを行い、結果をExcelで集計するでは、AutoDP with PaPeRo i で行ったアンケートの結果の集計をExcelマクロを使って自動化する例を紹介しましたが、今回はアンケートの為のコンテンツ(PowerPointファイル)をExcelの表から自動生成する例を紹介します。
AutoDPでアンケートを行う為のコンテンツを作成するには、AutoDPの発話コマンドの他に、回答の入力や条件分岐等のコマンドを駆使する必要がありますが、今回のような自動化によりAutoDPのコマンドを知らない人にもコンテンツの作成が可能となり、コンテンツのバリエーション増加につながると期待できます。

アンケートの内容

今回例として使用するアンケートの内容は、以下のようになります。

質問1:あなたの所属を教えてください。
選択肢:
1 アルバイト
2 経理部
3 営業部
4 人事部
5 総務部
6 開発部
7 その他

質問2:PaPeRo i の台数を増やしてほしいですか?
選択肢:
1 増やしてほしい
2 今のままでよい

質問3:PaPeRo i を増やしてほしい理由は何ですか?
条件:質問2の回答が1の場合
選択肢:
1 集客効果があるから
2 業務の省力化ができるから
3 業務のストレスが癒されるから
4 その他

質問4:業務省力化の目的を教えて下さい
条件:質問3の回答が2の場合
選択肢:
1 残業を減らしたい
2 人員を削減したい
3 その他

質問5:PaPeRo i のよい所はどこだと思いますか?
選択肢:
1 可愛い
2 便利
3 省スペース
4 省コスト
5 その他

質問1~2は【弊社製品Tips】AutoDPでタブレットを使ったアンケートを行い、結果をExcelで集計すると同じで、今回は質問3~5が追加となっています。
また、質問3と質問4には条件がついており、条件を満たさない場合は質問をスキップするものとします。

前提

以下の説明では、【弊社製品Tips】AutoDPでタブレットを使ったアンケートを行い、結果をExcelで集計すると同様の環境を前提とします。

アンケート用PowePointファイルの生成

(1) AutoDPQstTabExample2.zip をダウンロードしその中のAutoDPQstTabExample2フォルダの中の「AutoDP_コンテンツ生成(アンケート).xlsm」及び「アンケート(製品Tips)_ひな形.pptx」を、AutoDPをインストールしたWindowsPCの任意のフォルダに配置します。

(2) 「AutoDP_コンテンツ生成(アンケート).xlsm」をダブルクリックにより開きます。
このExcelファイルには、「アンケート作成」「アンケート集計」という2つのシートが含まれており、今回のアンケートのコンテンツ生成に必要な設定が既に記述されています。
設定の記述方法に関する詳細につきましては、「アンケート作成」シートの27行目以降にある「使い方」を参照願います。

(3) 「アンケート作成」シートの表の上にある「アンケート作成」ボタンをクリックすると、同じフォルダにある「アンケート(製品Tips)_ひな形.pptx」が読み取り専用で開かれ、設問ページの必要数分のコピー・各ページへの質問内容の記載・ノートへのコマンド記述が行われます。これが、自動生成されたPowerPointファイルとなります。

(4) 自動生成されたPowerPointファイルを、別名で保存します。

アンケートの開始

(1) AutoDPをインストールしたPCの、Cドライブの直下に、「autodp_data」というフォルダがない場合は、エクスプローラーで作成します。

(2) PaPeRo i の電源を入れ、PaPeRo i の首が一旦上を向き、再び前を向くのを待ちます。

(3) AutoDPを立ち上げ、プレゼンに使用するPowerPointファイルとして上記で生成したPowerPointファイルを指定し、プレゼンを開始させます。
プレゼンが開始されると、PaPeRo i が「これより、アンケートを始めます。あなたの所属はどちらでしょうか」と発話した後、質問1への回答待ちになります。
この時、PowerPointのスライドショーには、所属を尋ねる質問と、1~7までの選択肢が表示されます。

(4) タブレット上で、VITForAutoDPを立ち上げます(タブレットを起動すると、自動的にVITForAutoDPが立ち上がります)。
「再接続」ボタンが表示された場合は、再接続ボタンをタップします。
「AutoDPと接続できませんでした」というダイアログボックスが表示される場合は「OK」をタップし、画面左下に表示されるIPアドレスが、AutoDPのインストールされたPCのIPアドレスと合っているか確認し、違っている場合は「接続設定」ボタンを押して変更します。
変更が終わったら、再接続ボタンをクリックします。

(5) 接続に成功すると、タブレットの画面上に「1」~「5」までの数字の書かれたボタンと、「6~7」と書かれたボタンが表示されます。

タブレットによるアンケートへの回答

【弊社製品Tips】AutoDPでタブレットを使ったアンケートを行い、結果をExcelで集計すると同じ要領で回答します。

アンケートの終了

アンケートを終了させたい時は、AutoDPを終了します。

アンケート結果の集計

(1) 「AutoDP_コンテンツ生成(アンケート).xlsm」に含まれる、「アンケート集計」シートの「集計開始」ボタンをクリックします。

(2) 集計が行われ、集計結果の保存先を指定する為のダイアログボックスが表示されます。保存する場合は保存先を指定して「OK」をクリックします。保存の必要がなければ「キャンセル」をクリックします。

今回のコンテンツ自動生成と集計の仕組み

ExcelのマクロからPowerPointを制御する事により、ひな形のPowerPointファイルを読み取り専用で開き、スライドにExcelの表の内容を書き込み、ノートにコマンドを書き込む事で、コンテンツを生成します。
生成の過程で、PowerPointファイルのスライドの中の質問番号・質問内容・選択肢の部分に文字を書き込む必要がある為、ひな形の質問ページのスライドに配置した各テキスト図形にマクロから検索するための名前をつけてあります。
図形につけられた名前は、PowerPoint画面の「ホーム」タブの中の右端にある「選択」をクリックし、表示されるメニューから「オブジェクトの選択と表示」をクリックする事により確認する事ができます。
今回のマクロでは、一つの質問に対して8つまでの選択肢を設ける事ができ、6つを超えた場合は選択肢を1~5と6以降の2つのグループに分け、表示するボタンの一部をグループの切り替え用に使うようなコマンドが生成されます。
また、条件が付いている質問に関しては、条件を満たす場合にのみ質問が行われるよう、条件分岐コマンドが生成されます。
アンケートの結果の書き込み先となるCSVファイルのファイル名は、集計時の読み込み元に合わせるため、「アンケート集計」シートに書かれた設定から求めています。
集計時にどの質問の回答をピボットテーブルの行ラベル・列ラベルとするかは、「アンケート作成」シートの「集計」欄に記述する事で指定するようになっています。
また、ピボットテーブルの作成後は、ピボットテーブルのどこかをクリックした時に画面の右に現れるフィールドリストにより変更する事もできます。