開発ブログ

第27回 JuliusをPaPeRoi向けにクロスコンパイルしてみた

投稿日時:2019年11月13日 09:11

こんにちは。ピャペロンです。
今回はJulius 4.3.1をPaPeRoi向けにクロスコンパイルして実行してみました。
最新バージョンのJulius 4.5はうまく実行できなかったので古いバージョンになります。

目的

PCでJulius 4.3.1をPaPeRoi向けにクロスコンパイルしてJuliusが実行できることを確認する。

今回使用する主なハード

  1. WindowsPC
  2. PaPeRo i 本体

今回使用する主なソフト

  1. Windows 10
  2. Tera Term
  3. WinSCP
  4. PaPeRo i SDK(Linaro Toolchainでも動作確認)
  5. VirtualBox
  6. debian-10.1.0
  7. Julius 4.3.1
  8. Julius記述文法音声認識実行キット

Debianの仮想環境構築

第26回Linaro Toolchainでクロスコンパイルしてみた参照

SDK構築

DebianにSDKを転送

SDKを展開

Juliusクロスコンパイル

Juliusページからソースコード(tar.gz)をダウンロードしてDebianに転送して展開

展開したフォルダに移動

./configure --host=arm-linux-gnueabi CC=SDKのクロスコンパイラのパス を実行

make CC=SDKのクロスコンパイラのパス を実行

パペロで実行

フォルダをパペロに転送してchmodコマンドで実行ファイル(julius/julius)に実行権限を与える。

Julius記述文法音声認識実行キットをパペロに転送して展開します。

/Extension
./julius-4.3.1/julius/julius -C grammar-kit-4.3.1/SampleGrammars/fruit/testmic.jconf >> /tmp/julius.logを実行する。

パペロのマイクに向かって「りんご5個をください」と発話したらCtrl+Cで終了する。
※音声認識確認用なので一部の単語(蜜柑、リンゴ、ぶどう、0から9の数字等)しか認識できません。

Win SCPを実行して/tmp/julius.logを開いてリンゴ5個をくださいと書き込まれていれば音声認識成功です。

まとめ

古いバージョンのJulius 4.3.1しかうまく実行できなかったので新しいバージョンでも実行できるようにしたい。

configureスクリプトによってはクロスコンパイルがうまくできないプログラムもあるらしいのでハマるプログラムもありそうです。


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